世界中で盛り上がる「eスポーツ」。その日本の最前線を、今日も輝かせている。

最終更新日:2025.09.12

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年々高まる「eスポーツ」熱。コーユーイノテックスでは、その時代背景を受け、2名の営業が活躍する「eスポーツチーム」という専門部署があります。今回は上司と部下という関係の入社19年目の西浦さん(40歳)と、入社4年目の永井さん(27歳)に、業務内容やマネジメント方針などを伺いました。 

真逆のスタイルで、同じゴールを目指す。 

 

──「eスポーツチーム」について教えてください。 

 

西浦さん(以下、西浦):業務としては「eスポーツ」で使われる仮設ネットワークの設計・構築・監視・保守などを手掛けています。それ以外も、ゲームを絡めたコンサート、YouTuberやインフルエンサーのイベントなども、多岐にわたって担当。最近は「イベントと配信」が紐づくパターンが多く、「万全なネットワーク環境を確保したい」という要望を受けて、私たちにお声がかかるケースも増加中です。 

 

仕事の進め方としては2つになります。1つはバディで動くときで、その際には「私が既存のお客様対応」で、永井さんはそれを交通整理し、実務を担当。実務としてはネットワーク設計や現地の作業などを担う技術者との調整や、他のチームへの伝達などを行うパターンです。もう1つは別々に動く場合になります。たとえば「同じ日に、イベントが2件」など、年間の件数が右肩上がりに推移しており、今は別々に行動することも増えてきました。 

 

──お互いの印象についてお聞かせください。 

 

西浦:当社ではグループ会社全体で、様々な部署に研修に行くという仕組みがあるのですが、そのときに親会社からきていた永井さんに出会いました。話を聞くと「eスポーツが好き」ということだったので、「興味があるなら、ぜひうちに来て欲しい」とオファーを出したところ、転籍してきてくれました。一緒に働きたいと思った理由は、まず「eスポーツに多い、対戦型ゲームへの知見が深いので武器になる」という点と、「私と全く違うタイプなので、それぞれの強みを活かせれば、ベストな形でお客様にアプローチできる」と考えたからです。 

 

たとえば私は「石橋を叩いてわたる派」なのですが、永井さんは「直感的に動いて、スピーディー」です。私のマネジメント方針として、自分のやり方にこだわるつもりは一切ありません。営業職は「お客様に、また次も選んでもらう」という明確なゴールがあるので、自分の強みを活かしたほうが、最適なルートを導き出せると考えているからです。 

 

永井さん(以下、永井):お若く見えるので「何歳の方だろう?」と不思議に思ったのが、最初の印象です。一緒に仕事をしている中で感じるのは「慎重に物事を進めるタイプ」だということです。たとえば「案件が決まり、上に報告する」とき、私の場合は口頭で進めるのですが、西浦さんはスライドを使ってまとめ、内容を整理するという手順を踏んで進めます。「eスポーツ」に対する知識については、対戦型のゲームが好きだったことと、コロナ禍中はオンラインで「eスポーツ」の観戦をしていたことで育まれました。 

 

「スピード感」については、性格的にせっかちなので「動きながら考える」「つまづいたら各所にすぐに相談し、助けてもらう」という要素が大きいのかな、と自己分析しています。気軽に聞けるのは、昔から陽キャというのもありますが(笑)、会社自体が「受け入れ体制が抜群」なので、その相乗効果だと思います。 

 

 

自己判断や、臨機応変さが求められるポジション。 

 

──マネジメントについて教えてください。 

 

西浦:これまでのキャリアの中で、マネジメント経験は初めてですが「苦労」を感じたことは無いですね。仕事はもちろんしっかり教えるのですが、永井さんは「自分でやり切る力」を持っているので、「自身の裁量に任せ、個性を伸ばす方針」で育成をしています。マネジメントで面白いと感じるのは、やっぱり「成長」ですね。気がつくと、自分のやり方で仕事を推進している姿を見ると、うれしい気持ちになります。また、部下を持ったことで、自分自身の成長にもつながります。 

 

永井:当社では「成果主義」の社風なので、ゴールまでの手法であれこれ言われることは少ないと認識しています。西浦さんのマネジメント手法は、ある種の放任主義なので、「自分の意見をハッキリ伝えるタイプ」の私には、とても合っていると思います。たとえば「既存のやり方より、こちらの方が効率的じゃないでしょうか?」とスパッと言います。それを受け止めてくれるのが、西浦さんや当社の良いところではないでしょうか。逆に「自分に芯がない」「言語化して発信するのが不得手」という方には、向いていないポジションだと思います。 

  

西浦:「自分の意見をハッキリ伝える」は、非常に理解できるところです。実は「eスポーツ」の人気を受けて、新卒採用を手伝う機会があります。そのときに毎回強調しているのが「指示待ちタイプには難しい。自分の頭で考えて、行動するのが得意な方に向いています」という内容です。というのも、案件が急増している中で、早々に独り立ちが求められますし、業務内容としても「イベントはナマモノ」なので、臨機応変な対応が欠かせません。現場での判断力は、非常に重要です。 

 

 

仕事終わりも一緒にゲーム。お互いが心地よい距離感で。 

 

──コーユーイノテックスの「良さ」について、教えてください。 

 

西浦:「社員同士の仲の良さ」ですね。仲の良い4名で集まってイベントに行ったり、沖縄旅行や富士山に登ったりしています。先日は温泉にも行きました。もちろん「仕事とプライベートはわけたい」というタイプの方であれば、そのスタンスも尊重される文化です。どんなタイプの方であっても、会社ではみんな積極的にコミュニケーションを図る職場です。部署の垣根や上司や部下、入社年次に関係なく話しかけやすいので、風通しの良さを実感します。永井さんとの交流だと、仕事終わりにオンラインゲームをしたり、一緒にイベントに行ったこともあります。あくまでも「拘束」だと感じられない範囲で、接しています(笑)。 

 

永井:「概ね柔軟で、理解してくれる文化」が私にとっては心地よいです。たとえば、社内ではラフな格好をしているのですが、これは西浦さんが「eスポーツのイベントに、スーツを着ていく人なんていない」と上と掛け合ってくれたから実現したことです。あとは、個人的に「良い」と感じるのは、業務内容そのものになります。私のやりがいが「誰かの役に立つこと」なのですが、イベントやライブに来て楽しんでくださる1万、2万というユーザーに対して、技術面で間接的に貢献できていることは素直にうれしいです。 

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