コーユーイノテックスの
DX推進に関する取組み
当社はグループ会社の「IT・リペアサービス部門」が分離独立をしてスタートし、その後「ICT企業」へ変革するため独自の取組みを行っております。変化し続ける市場で生き残るためには、これまでの取組みから更にデジタル技術を取入れたDXを推進する必要があると認識しています。
具体的には、DX戦略を効果的に進めるためにDX推進事務局の設置・人材の育成に取組みます。またセキュリティ強化による情報管理・CRMによる顧客情報の一元化・Webシステムを活用したリモートワークを徹底いたします。年内には効率的にオペレーションができる基幹システムのサブシステムをリリースすることでDXを加速いたします。
グループの中期経営計画では「Next Value 23」にて「人財への投資」「新規事業創出のための仕組みつくり」「社内コミュニケーションの強化」を表明し、当社が中心となってDXによる変革をグループ企業と共に取組みます。戦略の達成状況については指標の進捗をグループで共有いたします。
コーユーイノテックスはお客様のニーズを迅速に、且つ正確に把握し、市場の変化に対応することで、お客様の期待に添えるICTパートナーを目指して参ります。
代表取締役社長 梅木 孝治
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デジタル技術が社会や
自社に及ぼす影響現代は、デジタル関連製品や、それに伴う保守サービス、
インターネット経由での新しいサービスがいくつも創出され、
日を追う毎に社会が変化しそのスピードが加速しています。
掛かる状況下で、コーユーイノテックスではこの変化に対応し、お客様の期待に添えるICTパートナーへ変革して行きたいと考えています。 -
ビジネスモデルの方向性
社内では、デジタル化への対応として、情報システム部門の強化、Webシステムを活用しリモートワークによる働き方を改革、業務では基幹システムをより効率的にオペレーションできる「サブシステム」を開発し、変革を進めて参ります。
お客様向けにはデジタル製品の拡充やクラウド活用の商品のご提供によりお客様の業務改善に対するご支援を行っていきます。新たな資格取得によりデジタル技術の新サービスをご提供し、お客様のDX推進に貢献して参ります。
経営ビジョンを
実現するための戦略
- 今後、世に発表される様々なICTデバイスにサービスを付加し、ICTレンタル事業のオープンマルチベンダーを目指します。
- ワンストップサービスの強化を見据え、付帯工事関連会社とのM&Aや業務提携を結び新たなビジネスモデルの構築に取組んでいます。
- 一般企業の情報システム部門の負担軽減に貢献し、キッティングサービスの展開、ヘルプデスクの請負、運用監視サービスなど、保守運用事業の拡大を図るとともにBCPを前提としたテクニカルセンターの強化に取組んでいます。
- 社内基幹システムに培われた膨大なビッグデータをベースに、システム全体を刷新し、業務効率の改善及び業務全体の改革に取組んでいます。
- ICTに強い人材を育成し、お客様に選ばれる社員・企業を目指します。
各部門のDX取組み
当社は2006年に保守・サービス部門を独立させたサービス会社に、
法人営業部門を立上げて、従来のサービス事業と合わせた総合ICT企業への変革を目指しております。
営業部門
当社では、親会社の法人お客様と当社法人営業の直接お客様、ICT機器のご提案に際して、タイムリーにまた的確に対応が出来る様に変革して参ります。
具体的には、お客様と更に接点を強固にし、ご提案の幅を広げられるCRM(Customer Relationship Management)のシステムの導入など変革を検討して参ります。
コロナ禍でお客様への訪問が制限される中で、
社内ではテレワークが定着し、社内会議は密を避けるためWeb会議を主としています。お客様との商談に於いてもWeb会議システム利用も増えてきております。
デジタル技術による販売手法を更に一歩進めた「Web商談システム」の導入を検討し営業手法の変革を行って参ります。
バックオフィス(業務関連)
当社のレンタル事業の特徴として、商品の受注、内部作業指示、出荷、商品返却などの一連の作業があり、これらオペレーションの効率化を図かり、作業の効率化でリソースの再配置にも取組んで参ります。
今回、新たな「サブシステム」を開発(汎用システムを当社業務に合わせてカスタマイズ)を行い、業務にかかる負担を軽減し、人員の削減、顧客へ時間をかけずに商品をお届けする準備を整え中です。受発注のスピードアップ、ミスの低減へも繋げます。
カスタマーサポート
お客様からのサービスコール、商品操作のお問い合わせは「コールセンター」で行っております。新型コロナウィルスへの対応として、コールセンター業務も一部在宅での受付を行っております。居室での「密」を避ける目的と、女性の活躍推進でコロナ禍以前から「在宅」での業務を検討していた事もあり、スムーズに導入が出来ました。出勤者と在宅ワーカーとの更なる連携を行うために新しい「コールセンターシステム」導入を検討しております。
このシステムによりお客様への回答時間短縮出来る様変革して行きます。
DX推進体制
コーユーイノテックスは、3つのコアコンピタンスで
部署横断的なDX推進の体制を構築しております。
各部署にDX推進担当を設けております。
- レンタル事業
- ITインフラ事業
- 保守運用事業
ICTに強い人材を育成し続けます。
- デジタル技術の知識習得
- 資格取得の推進
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環境整備
積極的にITシステム導入・人材教育に投資し、
情報共有のスピード化・業務効率の向上・ICT人材の育成を図ります。- 社内システムの刷新、サブシステム開発
- CRM、コールセンターシステム導入
- Web商談システムの導入
- ICT端末(スマートフォン、タブレット)支給の促進
- ビジネスチャットツールの導入
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指標
DX推進効果の指標は下記のとおりです。
- ICT商材を活用した顧客満足度の向上
- ICT商材の充実化
- デジタル技術に関連する資格保有者の増加
- 生産性の向上と時間外労働の削減
サイバーセキュリティ
当社では情報の適正管理方法を定め、保有する情報を保護することを目的に情報セキュリティ管理規程を策定しています。その維持のため「ISO27001認証」を継続取得しておりますが、このシステムが引き続き適切かつ有効に機能するように、代表者によるマネジメント・レビューを年1回実施しております。更に各地区においてはISO推進会議を年4回実施し、情報セキュリティ内部監査年間計画書に基づき内部監査を実施しております。
具体的ウイルス対策としては、ウイルス対策ソフトを常に最新に保ち、社内ネットワークへの不正端末接続の監視を同時に行っております。ウイルス混入を防ぐため許可のない外部記憶媒体のパソコンへの接続を監視しています。